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富士山の夢の意味——一富士二鷹三茄子、登る夢から噴火する夢まで
2026年7月23日 · 藤原よね
ご近所の田村さんがね、お正月に富士山の夢を見たって、初詣で会ったときに嬉しそうに話してくれたんですよ。
「初夢に富士山が出たのよ、これは今年いいことあるわね」って、旦那さんまで巻き込んで朝ごはんのときに盛り上がったんですって。
私も嬉しくなっちゃって、その場でしばらく富士山の夢の話で花が咲きました。考えてみると、富士山の夢を見たっていう話、この時期になるとよく耳にするんですよね。
そういえば、うちの玄関にも小さな富士山の絵が飾ってあるんです。母が昔、旅行のお土産に買ってきたものなんですけど、なんとなく縁起がいい気がして、ずっと外さずに置いてあります。
年末年始の澄んだ空気の中で、富士山がくっきり見える日ってあるでしょう。そういう景色の記憶が、夢に出てくることも多いみたいなんです。今日は、そんな富士山の夢についてお話ししていきますね。
富士山の夢の基本的な意味
昔から、富士山は「日本で一番のもの」の象徴として扱われてきましたよね。夢占いの世界でも、それは変わらないんです。
富士山の夢は基本的に、とても縁起のいい夢だと言われています。目標を達成する力、大きな幸運、心の安定。そういう良いものをまとめて表しているんですよ。
母がよく言ってたんですけど、「大きくて動かないものを夢に見るときは、自分の中にも揺るがない芯があるってことなんだよ」って。富士山ってまさにそうですよね。どっしりと構えて、何百年も同じ場所にある。
富士山の夢を見た日は、今のあなたの中に、それくらいしっかりした土台ができているサインだと思っていいと思います。仕事でも、家庭でも、なにか大きな目標に向かっているときに、この夢を見る方が多い印象がありますね。
娘が家を建てるって決めた頃、続けて富士山の夢を見たって言っていました。大きな決断をした後って、なんだか心強い夢を見るものなんですよね。
同じ山の夢でも、名前も知らない山を登る夢とは、ちょっと重みが違う気がしています。富士山って、日本中の人が「あの山」ってわかる、特別な山じゃないですか。だから富士山が出てきたときは、他の山の夢よりも一回り大きな意味を持つことが多いんですよ。ここぞという場面で背中を押しにきてくれる、そんな感じがします。

もちろん、富士山の見え方によって、伝えたいことは少しずつ違ってきます。登っていたか、遠くに見えていただけか、雪をかぶっていたか、噴火していたか。ひとつずつ、お話ししていきますね。
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一富士二鷹三茄子——初夢に富士山が出ると縁起がいいと言われる理由
「一富士二鷹三茄子」って言葉、聞いたことある方も多いんじゃないでしょうか。お正月に見る初夢で、この三つを見ると縁起がいいっていう、昔からの言い伝えです。
なんで富士山が一番なのか、うちの近所でも毎年この話題になるんですけど、諸説あるみたいなんですよ。富士という名前が「無事」に通じるとか、日本一高い山だから「一番」を表すとか。あとは徳川家康にゆかりのある駿河の名物三つを並べたっていう説もあるんですって。
講座の先生に聞いた話だと、鷹は「高い」に、茄子は「事を成す」に通じるっていう説もあるみたいで。三つとも、なんだか縁起を担ぐ言葉遊びみたいで面白いですよね。
初夢についてはこちらの記事 でも詳しくお話ししたんですけど、初夢自体、いつ見た夢を指すかも地域や時代でけっこう違うんですよね。そのあたりも含めて、昔からの言い伝えって、正解がひとつじゃないところが面白いなと私は思っています。
大事なのは、理由がどうであれ「富士山の夢=いい夢」っていう感覚が、何百年も日本人の中で大事にされてきたっていうことなんですよ。年明けに富士山の夢を見たなら、それだけで今年一年、ちょっと胸を張って過ごしていいと思います。
そういえば、初夢じゃない時期に富士山の夢を見た方から「これって縁起よくないんですか?」って聞かれたことがあるんですけど、そんなことないですよ。一富士二鷹三茄子は「初夢に見たら特別縁起がいい」という話であって、季節が違ったら意味がなくなるわけじゃありませんからね。
【見え方別】富士山の夢が教えてくれること
同じ富士山でも、夢の中でどう見えていたかで、意味合いが変わってくるんですよね。ご自分が見た夢に近いものを探してみてくださいね。
富士山に登る夢
一歩一歩、富士山を登っている夢。息が切れたり、なかなか頂上が見えなかったりしませんでしたか。
これは、今のあなたが何か大きな目標に向かって、ちゃんと歩みを進めているサインなんですよ。講座で一緒だった中村さんが、資格試験の勉強を始めた頃にちょうどこの夢を見たって言ってました。「まだ道の途中って感じの夢だったけど、なんだか勇気づけられた」って話してくれましたね。
登るのがつらそうな夢でも、それは悪い意味じゃありません。目標が簡単すぎないからこそ、しんどく感じるんです。富士山って、五合目まで車で行けても、そこから先は自分の足で登るしかないでしょう。夢の中の登山も同じで、誰かに代わってもらうことはできないんです。
登る夢そのものについて も詳しくお話ししているので、あわせて読んでみてくださいね。焦らず、自分のペースで登っていけば大丈夫ですよ。
富士山の頂上に立つ・山頂から景色を見る夢
頂上まで登りきって、雲の上から景色を見下ろす夢。これは最高に縁起のいい夢のひとつです。
何かをやり遂げた達成感、あるいはこれから物事がうまくいくっていう予感を表しています。頂上からの景色がきれいだった、清々しい気持ちだった、というなら、なおさら良い意味合いが強いですよ。
ご近所の佐藤さんが定年退職する少し前に、この夢を見たそうです。「長年勤め上げた達成感みたいなものを、夢の中で先に味わった気がする」って笑っていました。
もし途中で目が覚めて、頂上にたどり着けなかったとしても、心配いりませんからね。それは「まだ道の途中」というだけで、悪い意味じゃないんです。目が覚めた場所まで、ちゃんと歩いてきた証拠なんですから。
富士山が噴火する夢
これは見た瞬間、ちょっとドキッとする夢かもしれませんね。でも大丈夫ですよ、怖がらなくていいんです。
噴火の夢は、あなたの中に溜まっているエネルギーや気持ちが、外に出ようとしているサインだと言われています。火山の夢について でも触れているんですけど、噴火そのものは「悪いこと」というより「動き出すこと」を表しているんですよ。
娘が受験の直前にこの夢を見て、朝から「変な夢見た」って心配していたんですけど、結果は無事合格でした。今思うと、あれだけ頑張って溜め込んでいた気持ちが、夢の中で噴き出しただけだったのかなって。
噴火の勢いが激しいほど、あなたの中の力も大きいということ。うまく使ってあげれば、きっといい方向に進みますよ。灰が降ってくるような夢でも、それは新しく降り積もったものが、次の何かの土台になってくれるっていう意味もあるんですよ。
雪化粧の富士山を見る夢
真っ白な雪をかぶった富士山。これは冬から早春にかけて見る方が多い夢なんですよ。
雪の夢そのもの にも通じるところがあるんですけど、雪化粧の富士山は「浄化」や「新しい始まり」を意味すると言われています。今までの疲れやモヤモヤが、静かに洗い流されていく感じですね。
うちの母がよく、「雪をかぶった富士山を見ると、心がすっと静かになるのよ」って言っていました。夢の中でも同じで、雪化粧の富士山を見た朝は、なんだか気持ちがすっきりしていませんでしたか。
朝焼けに染まる雪化粧の富士山、いわゆる「紅富士」を見る夢もあるんですけど、これはさらに強い幸運のサインだと言われています。もし見た方がいたら、今日はちょっといいことがあるかもしれませんよ。
遠くに富士山が見える夢
近づくわけでもなく、ただ遠くに見えている富士山の夢。新幹線の窓から見たような、そんな距離感の夢です。
これは、目標がまだ少し先にあるということを表しています。焦らなくて大丈夫。ちゃんと見えているんですから、方向は間違っていませんよ。
近所の奥さんが独立を考え始めた頃に見た夢がまさにこれで、「まだ遠いけど、あそこを目指せばいいんだってわかった気がする」って言っていました。遠くに見えるだけでも、十分意味のある夢なんです。近くにないからといって、焦って距離を詰めようとしなくていいんですよ。
富士山が近くに大きく見える・雲に隠れて見えない夢
すぐそばに大きく富士山が迫っている夢は、目標がいよいよ現実味を帯びてきたサインです。もうすぐそこまで来ているということですね。
反対に、雲に隠れて富士山がよく見えない夢もあります。これは「今はまだ、はっきり見えなくていい時期」というだけで、悪い意味ではありませんよ。曇り空の日だって、富士山はちゃんとそこにありますからね。見えなくても、なくなったわけじゃないんです。
孫が「山が雲で隠れてて悔しい夢見た」って言っていたことがあるんですけど、そのすぐ後に楽しみにしていたことが実現したそうです。見えない時期があるからこそ、見えたときの喜びも大きいんですよね。

どの見え方にしても、富士山という「動かない大きな存在」が夢に出てきたこと自体が、あなたにとって心強いサインだと私は思っています。

富士山の夢と季節の巡り
富士山の夢って、実は見る時期によって少し空気が違うんですよ。
年末年始は、さっきお話しした初夢との絡みもあって、一年で一番よく聞く時期ですね。大晦日から三が日にかけて、ご近所でも「富士山の夢見た」って話、毎年誰かしらしています。
夏場に見る富士山の夢は、また違った印象があります。登山シーズンでもあるので、実際に富士山に登る計画を立てている方が、その高揚感から見ることが多い気がしますね。講座の生徒さんで、毎年夏に富士山に登っているという方がいるんですけど、その方は決まって登山の一週間前くらいに富士山の夢を見るんですって。
秋から冬にかけては、空気が澄んで富士山がくっきり見える日が増えますよね。そういう景色の記憶が、雪化粧の富士山の夢として出てくることが多いように思います。
台風が過ぎた次の日の朝なんかも、富士山の夢を見たっていう話をよく聞きます。空気が入れ替わって、驚くほどよく晴れる日ってあるでしょう。ああいう日の翌朝は、不思議と大きな景色の夢を見る方が多いみたいなんです。近所の奥さんも「台風の後に富士山の夢を見て、なんだかすっきりした気分で目が覚めた」って言っていました。
そういえば、私も若い頃に一度だけ、新幹線の窓から本物の富士山をはっきり見たことがあって。その日の夜、まさに富士山の夢を見たんです。景色って、思っている以上に心に残るものなんだなあって、そのとき実感しました。
季節に関係なく富士山の夢を見たという方も、もちろん心配いりませんからね。いつ見ても、富士山の夢は基本的に良いサインです。ただ、季節ごとの意味合いを知っておくと、自分の夢がちょっと読み解きやすくなるかもしれません。

この夢を見たときに大事にしてほしいこと
富士山の夢を見たら、まず「ああ、いい夢を見たな」って、自分を褒めてあげてくださいね。
大きな目標に向かっている途中の方は、その調子で焦らず進んでいって大丈夫です。富士山は一日では登れません。一歩ずつでいいんですよ。
まだ目標がはっきりしていないという方は、遠くに富士山が見えていたことを思い出してみてください。方向は見えているはずです。焦って走り出さなくても、ちゃんとそこにたどり着けますからね。
もし噴火の夢や、隠れて見えない夢で少し不安になっているなら、それもいい意味に転じることがほとんどです。運気が上がる夢のランキング にも富士山に近い夢がいくつか入っているので、気になったら覗いてみてくださいね、きっと安心すると思いますよ。
夢日記をつけている方は、富士山がどんな風に見えていたか、少し書き留めておくのもおすすめです。見え方って、今のあなたの状態を映す鏡みたいなものですから。

田村さんには結局、「絶対いい一年になりますよ」って伝えました。実際、去年の田村さんは新しいお店を始めて、なかなか順調にやっているみたいです。夢のおかげとは言い切れませんけどね、でも背中を押してもらった気持ちにはなったんじゃないかなと思っています。
富士山の夢を見たら、それはあなたの中に、ちゃんと目指す場所があるということ。どうか安心して、今日も一歩、進んでみてくださいね。
